1.腫瘍マーカー検査セット
血液で悪性腫瘍を調べます
体のどこかに腫瘍ができると血液中や排泄物中に、たんぱく質や酵素・ホルモンなどの特別な物質が増えてきます。それが腫瘍マーカーです。このような物質が、体液中(主として血液中)にどのくらい含まれているかを調べ、がんの補助診断として実施いたします。良性の病気でも陽性反応が出るケースがあるため、主にスクリーニング(ふるいわけ)検査として利用されます。男性・女性それぞれ5種類について検査を行います。
※【Gコース】【Rコース】【Sコース】には含まれます。
※【Aコース】にはα-フェトプロテインのみ含まれます。
検査項目 |
検査項目 |
α-フェトプロテイン |
肝臓がん |
CA19-9 |
すい臓・胆道がん |
CEA |
肺・大腸・胃・すい臓がん |
PIVKAⅡ |
肝臓がん |
PSA(男性のみ) |
前立腺がん |
CA125(女性のみ) |
卵巣がん |
検査料金:7,500円(男性・女性とも同料金です)
2.血清ヘリコバクターピロリ菌抗体検査
ヘリコバクターピロリ菌の感染を調べます
通常、ピロリ菌に感染すると体の中に抗ヘリコバクターピロリ抗体ができます。この抗体の有無を血液で調べる検査法です。過去の感染でも陽性となるので、ピロリ菌の除菌に成功した方でも陽性となることがあります。
※【Gコース】【Rコース】【Sコース】【Aコース】には含まれます。
検査料金:3,500円
3.アレルギー検査 5種類
代表的なアレルゲンである5種類について調べます
掃除や衣替えなど、決まった季節や時間に眼のかゆみ・充血・くしゃみ・鼻水がでるなどの症状があれば、ぜひ1度検査をおすすめします。
検査料金:6,000円
4.アレルギー検査 39種類
陽性頻度の高い39種類のアレルゲンを同時に検査します
塵や花粉、昆虫などの吸入系アレルゲン19種類と、食物系アレルゲン20種類を検査します。アトピー性皮膚炎の悪化因子の一つとされる「マラセチア」や原因アレルゲンとして判別しにくい「サバ」や「ゴマ」なども含まれています。
検査料金:14,200円
5.甲状腺機能検査
血液で甲状腺を調べます
甲状腺ホルモン(FT3、FT4)は全身の細胞を刺激して代謝を高める働きがあり、分泌過剰は甲状腺機能亢進症(バセドウ病、甲状腺腫など)、過少は甲状腺機能低下症(橋本病など)が疑われます。自覚症状や診察所見のほかFT3、FT4の値と、これらの分泌を調節する甲状腺刺激ホルモン(TSH)の量を調べることで甲状腺疾患の手がかりとなります。
検査料金:6,000円
6.NT-ProBNP(エヌティープロビーエヌピー)検査
心不全など心臓疾患を調べます
NT-proBNPは「ヒト脳性ナトリウム利尿ペプチド前駆体」という物質で、心臓の機能が低下すると数値が上がります。動悸や息切れなどの自覚症状がなくてもNT-proBNPの高い人は将来、心疾患になる可能性があります。ただし、拡張型心筋症や大動脈弁狭窄症・腎不全・糖尿病のある人については病態を正常に反映しない場合があります。
※【Gコース】【Rコース】【Sコース】【Aコース】には含まれます。
検査料金:2,500円
7.骨密度測定検査
骨粗しょう症を調べます
超音波で骨密度を測定し、骨粗しょう症の予防・治療に役立てることができます。特に閉経後の女性や高齢者は、骨密度の低下のため骨粗しょう症になりやすく、転倒すると骨折し、それが原因で寝たきりになる可能性があります。骨粗しょう症予防は若いうちから実施することが大切です。
※【Gコース】【Rコース】【Sコース】【Aコース】には含まれます。
検査料金:2,500円
8.子宮頸部細胞診検査
子宮頸がんを調べます
子宮がんのうち、子宮頸部がんは80~90%を占めます。最近では比較的若年者にも見られる様になり、20歳以上が検診対象者になりました。子宮頸部から細胞を採取し、その形態の異型の程度によって分類され判定します。
検査料金:5,000円
9.経膣超音波検査
子宮や卵巣の異常を調べます
膣内から超音波をあてて子宮や卵巣などの状態を観察し、大きさや形から病変の有無を調べる検査です。放射線を使用しないので被曝の心配のない検査です。
「8.子宮頸部細胞診検査」とのセット受診となります。単独での受診はできません。
検査料金:4,000円
10.HPV検査(ヒトパピローマウイルス)
子宮頸がんの原因の一つであるウイルス感染を調べます
ほとんどの女性は性行為によってHPV感染が起こり、一部の人は感染が持続します。高リスク型のHPV感染が続くと子宮頸がんの発生の重要な原因になる場合があります。HPV検査の結果は、子宮頸部細胞診の結果を考慮しながら今後の検査のあり方を決めるために有用です。
「8.子宮頸部細胞診検査」とのセット受診となります。単独での受診はできません。
検査料金:5,000円
11.乳房X線検査(マンモグラフィー)
X線で乳がんを調べます
乳房を挟みながら圧迫してX線撮影をし、触っても判らない小さな乳がんやしこりの無い(浸潤性)乳がんの発見に有用です。ただし、乳腺が発達している人は、判別が難しい場合があります。
一般的には40歳以上の方が適しているとされています。
検査料金:5,000円
12.乳房超音波検査
超音波で乳がんを調べます
乳房に超音波をあて、その画像でしこりの有無や形を調べます。良性の乳腺症・乳腺線維腺腫・のう胞や悪性の乳がんの発見に有用です。
一般的には39歳以下の方が適しているとされています。
検査料金:5,000円
13.網膜検査セット
眼の疾病を詳細に調べます
●網膜検査 ●眼軸長検査 ●屈折検査
OCT(光干渉断層計)を使用して眼の奥の網膜や黄斑の断面を撮影します。また眼軸長検査、屈折検査を併せて実施することで、従来の眼圧検査や眼底検査ではわかりにくかった異変を調べます。
※【Gコース】【Rコース】【Sコース】【Aコース】には含まれます。
検査料金:6,000円
14.眼底・眼圧検査
白内障や緑内障を調べます
《眼底検査》眼底カメラで眼の奥を撮影します。撮影した眼底の写真から網膜疾患・白内障・緑内障・眼底出血・糖尿病・動脈硬化症・高血圧症などの疾患を疑います。
《眼圧検査》眼に空気を当て眼圧を測定します。この眼圧が高いときは、高眼圧症・緑内障を疑います。ただし、正常眼圧緑内障(眼圧が正常でも緑内障)は発見できません。
※【Gコース】【Rコース】【Sコース】【Aコース】には含まれます。
検査料金:2,800円
15.頸動脈超音波検査
超音波で頸動脈を調べます
超音波で頸動脈の血管壁の厚さや、プラーク(血管の内腔の一部が内側に盛り上がった状態)の有無を調べ、動脈硬化の程度や血管内腔の狭窄・閉塞状態を判定します。
※【Gコース】【Rコース】【Sコース】には含まれます。
検査料金:6,000円
16.血圧脈波検査(ABI・PWV)
動脈硬化を調べます
寝た状態で両足首と両上腕の血圧を同時に測定することで、血管の狭窄(つまり具合)や血管壁の硬さを測定します。高血圧症や糖尿病などの動脈硬化因子を持っている人や、下肢の痛みや冷えを感じる人の閉塞性動脈硬化症の発見などに有用です。
※【Gコース】【Rコース】【Sコース】には含まれます。
検査料金:3,500円
17.腹部超音波検査
超音波で肝臓などを調べます
胆のう・肝臓・腎臓・脾臓・すい臓・腹部大動脈などに超音波をあてて映像化し、脂肪肝・結石・ポリープなどを調べます。すい臓は身体の状態により、検出できない場合があります。
※【Gコース】【Rコース】【Sコース】【Aコース】には含まれます。
検査料金:6,000円
18.胃内視鏡検査
内視鏡で胃がん等を調べます
鼻または口から内視鏡を挿入して、食道・胃・十二指腸のポリープ・がんなどを調べます。
前回、胃部X線検査で所見が認められた方は、胃内視鏡検査への変更をおすすめします。
※ご予約状況により日程の調整をお願いする場合がございます。またお体の状態によってはご受診いただけない場合もございます。詳しくはお問い合わせください。
検査料金:7,700円
19.男性ホルモン検査【テストステロン】
男性ホルモンの量を測定します 推奨年齢:40歳以上
40歳以降、男性ホルモンの減少により更年期症状(うつ病、不安やイライラ、集中力の低下、倦怠感、不眠など)が現れる場合があります。数値と自覚症状により専門科を受診する目安となります。テストステロンの値は日内変動があるため、午前中の採血がおすすめです。
検査料金:3,300円
20.女性ホルモン検査【E2(エストラジオール)+FSH(卵胞刺激ホルモン)】
女性ホルモンの量を測定します 推奨年齢:40歳~59歳
40~50歳代で、顔のほてりや発汗、足のむくみ、動悸、イライラなどの更年期症状がある方にお勧めです。更年期症状がある場合は婦人科を受診する目安となります。
検査料金:5,500円